緑を絶やさぬように

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ROCK READING 第二弾決定!

 

 

 

ずっと、ずっと待ち望んでいた文字だった。私は去年の幸福王子は知らない。が、私が大好きなこのコンビの舞台を、もう一度どこかでやってはくれないかと常々思っていた。

 

そして、私が本髙くんに会える機会を、期待していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

私が本髙くんを本格的に推すようになったのは、去年の本髙くんの誕生日あたりからだ。その頃私は受験生。(なんで受験中にハマってんねん、というツッコミはさておき…)ドリボという最大の那須本髙チャンスもあったのだが、もちろん行けるわけもなく、断念。その後、受験が終わり運良く魔女の宅急便に行くことは出来たものの、クリエ、サマステ、と本髙くんに会える機会は尽く運命に奪われていった。

 

 

とはいえ、私は本髙くんに会ったことがないわけではなかった。初めて会ったのはキンプリの1stコン、二度目は2019年のジャニアイ。初めて会ったときなんて2018年の夏だから、私、本髙くんがまだ19歳のうちに会ったことがあるって…マジか。(語彙力)たまに1stコンを見返して「ああ、こんなところに本髙くん…」と病むこともあったりする。でもまあそのときは永瀬廉にしか目がなかったのだからしょうがない。JUMPのバックにも付いていると言っていたし、もしかしたら本髙くんとはもっと会っている可能性はあるが、そこはまあ掘り下げないでおこう。

 

 

そして本髙担になって、予期せぬことで本髙くんに会うことが出来た。私が入ったスパヒロの日、まさかの本髙くんが見学に来ていたのだ。一瞬だけ、チラッと見えただけだったが、いつもの(いつもの)白セットアップを着て、現実世界に生きる本髙くんはこんなにかっこいいのかと感動した後、運良く外でも会った。目の前を通り過ぎていった。息ができなくて、そのあと友達と合流したのだが、初対面にも関わらずマシンガントークを繰り広げてしまった。ステージの上にいる自担より先に、アスファルトの上を歩く自担を見るなど、思いもよらなかったし、ここから私の本髙くんに会いたい欲が日に日に増していく。

 

 

そんな気持ちとは裏腹に、応募した公演は当たらん当たらん。美 少年の現場は当たるのに7 MEN 侍の現場だけが当たらない。そんな中決まったロビン。そしてびっくりするほど当たる。(手伝ってくれた各位、本当にごめん)本髙くんに会える、ちゃんと、ちゃんと会える。結局ロビンの前にドリボを観劇することになり、本髙くんとの初対面は叶ったのであるが、ロビンは特別だった。

 

 

 

 

 

 

さて、一気にロビンまで話を進めよう。このままだと水バナより、下手したらのえまるより長いブログになってしまう。(多分なる)私が初めて入ったロビンは初日からもう半公演終えたあとの、27日夜だった。ちなみにこの日が一番近い席で、下手のJ列。本髙克樹の顔を目に焼き付けておこう、と心に誓った。

 

 

まあ、正直私も人間ですし、前列に入る人をTLで見るのは中々しんどかったので「前列」「最前」などをミュートワードにしていたりもした。(えへ)まあ十分J列でも近かったんですけどね。単番だったんだけれども、たまたま近くにいたらしいFFに会ったり、「あれ◯◯じゃん!」という再会を果たしたり。(ヒューリックホール、顔見知りが多すぎ)そんでここからは、当日終わったあとにメモに残しておいたことを記録として書いておく。

 

 

 

 

 

27夜(下手)

なんか最初見たときは「本髙克樹、意外と細いやん…」って思ったんだけど、見慣れてくうちにやっぱ体格しっかりしてるわ、コンちゃんとの体格差がエグいしやっぱり太ももパツパツ、とかいろいろ考えていくうちにどうして見た目はこんなにも男性なのにぴょこぴょこ跳ねたりするのはところどころかっくんになるんだろう…などと考えていたらストーリーに追いつけなくなって気付いたら終わってた。これが本髙克樹を本髙担目線で見た感想。初見のロビンを見たオーディエンスの一人としての感想としては、

・音楽が好き

・コンちゃんの水の飲み方が可愛い

・本髙くんめっちゃ噛むやん

・変わってしまったロビンを特になんの揉め事もなしに受け入れてたシャーウッドの仲間たちの心情が気になる

・最後のハグ、そんな唐突に!?

とかまあこんなもん。(雑だな)ドリボで本髙くんの歌唱シーンを見たことはあったものの、もちろんこんなに声が聴こえるわけでもないので、初めて本髙くんの歌を聴いたと言っても過言ではないのだが、本髙くんの歌、好き…ってなった。個人的にはコンちゃんの歌声が好きだし、コンちゃんの歌がセブンメンの中では一番好きなんだけど、本髙くんの歌声ってこんな感じなのか〜〜、本髙くんの歌、好きだな…って。何より本髙くんがすっっっっごく楽しそうで、自由自在にステージを動き回って歌ったり踊ったり、「私この人が好きなんだ…!」って実感した。

 

 

 

28夜(センブロ)

今日のロビンはなぜか「私なんでこの人が好きなんだろう」という哲学を考え始め、そのあと「私って本髙くんが好きじゃなきゃ絶対この舞台見に来ないよな、私って本髙克樹を見に来てるのか、エンターテイメントを楽しみに来てるのか、どっちだ?」っていう答えのない疑問を延々と考えてたら終わった。本当に何をしてるんだ。センブロから見たらまた景色が変わって、特に最後のハグは横から見ると本髙くんの抱きつき方が女性過ぎて「オイオイ…」となった。

 

 

 

31昼(上手)

最終日にして初の上手。そこそこ前の方だった。私が一番感動したのはこの回、というか、この席から見た公演と言っても過言ではないくらい、上手が最高だった。下手の方が本髙くんの顔はよく見えるのだが、上手から見るとコンちゃんの顔がよーーーーく見える。本髙くんとすれ違うときのコンちゃんの楽しそうなニコニコの顔、コンちゃんがお気楽ソングを歌うときに本髙くんの前を通るときに本髙くんがこんぴーをチラッと見る感じ、ROLLYさんのギターにあわせてニコニコでエアギターするこんぴちゃん、最高だった。今野担ではないのに、コンちゃんが「本髙くんの前でこんな顔をするのか…!」という衝撃で涙ぐんだ。(メイク崩れたら困るし堪えたけど)IKKOのモノマネはちょっとスベったけど、私にとってはとてもいい回だった。上手もっかい入りたかった〜〜〜くらい。

 

 

 

31夜(下手)

下手の後ろの方。今回入った中で一番会場全体が見渡せる感じの席。全体を見ると、またパフォーマンスの見え方も変わってくる、舞台って凄いなと思った。まあこの回はかなり序盤、例のモノマネシーンで既に涙した。ずっとFFと「かっくんやってほしいよね〜」などと話していたので、はじめてのおつかいは解釈の一致すぎて、泣いた。皆さんご存知の通り私は可愛い可愛いかっくんが好きなので…。そしてこれは私がそう都合よく解釈したのかはわからないが、最後のハグ、本髙くんがこんぴーをグイッと引き寄せたように見えて。さすが東京楽だけあって、ラストシーンのこんぴーの演技が本当に凄かったのだったけれど、その後にあのハグは本当に目頭が熱かった。こうして私のロビンは幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

よくいろんなところで口にしているが、本髙克樹という男は大変、大変ズルい男だ。ビジュアル担当かと思いきや、ところどころあざとい姫人格を出してきたり、可愛いと思えば突然に色気を出してきたりする。そしてこんぴーは「こいつは天使か?」と思うくらい、真っ直ぐで純粋で優しい猫だ。今回ロビンを観劇して、みんなも言っていると思うが「これはコンカツじゃなきゃ成立しない」舞台だったのだと思う。ロビンとジョンに、ぽんとこんを見出すスズカツさんは恐ろしい、オタクよりコンカツへの解釈が的確すぎる。

 

 

ロビンは死ぬ間際、ジョンに生きる使命を与え、ジョンの腕の中で長い眠りについた。ジョンが死ぬときには「俺も一緒に死ぬ」と言い放ったくせに、自分が死ぬときにはジョンに生きる使命を与えてから先に死んでしまうなんて、なんともズルい男だ。ジョンは純朴な優しい心を持つ男だ。そして何事にも忠実、信頼していた大好きな義兄が遺した言葉を彼は決して忘れることはなかっただろう。しかしロビンの死後、ジョンがどんな気持ちで生きていたのかと思うと、その悲しみや苦しみは計り知れない。やっぱりロビンはズルい。

 

 

 

「緑を絶やさぬように」

 

 

これはロビンがジョンへ向けて送った言葉だが、ある意味私達も本髙くんからこの言葉を受け取ったようなものだ。本髙くんが「緑を身に着けて」と言ったあの日から、オタクが必死に緑を探し回っていたことはオタクの私は知っている。みんな「血色が…」と言いつつ、ちゃんと緑マスクも探したり、緑のものを身に着けるために家の中を引っ掻き回したり。こんなに緑を着けていったのに初日で「マスクが一番わかりやすいですね!」、東京楽で「もっと付けてくれてもいいんですよ」と発言する本髙克樹は恐ろしい。まあきっと私を含めみんな、本髙くんのそんなところが好きなのだろうけど。みんな似合ってたよ、緑。ウチら好きな人に一途で、ほんと可愛かったよね。

 

 

でもさ、おかげで私達もやっぱシャーウッドの森の仲間になれた気がするよね。だってある意味、ロビンの言い付けを守ったってことじゃん。本髙くんがどこまで考えて発言したかは知らないけど、結局最終的には「緑を絶やさぬように」というロビンの願いを叶えたことにも繋がるのかなって。あーーーーー、ロビン、好きだなーーーーー。風呂入ってないのは嫌だし、少々自信家だけど、ロビンが好きだよーーーーー。(ちょっと賢そうに書くの疲れちゃった、本髙担失格)

 

本当にロビンという舞台、すごく良かった。ちょっと難しいし、たまにちょっと眠いし(おい)、だけど本当にいい舞台だった。ロビハラしてくれた後輩くらいしか見学は来なかったけど、本当にいい舞台だった。矢花くんが2回観に行っちゃうのも分かるよね〜〜。話も、音楽も、キャストも、良かったとしか言えないけど良かったよ。ほんと。本髙くんもコンちゃんも、ROLLYさんもカズマさんも、バンドメンバーの皆さんも、毎公演本当に楽しそうで。本当にこの仕事が好きなんだな、と誰目線の感想が出てきました。

 

スズカツさん、ロビンとジョンに、コンカツを投影してくれてありがとう!三部作、ラブコメ期待してます!

 

 

 

 

物語の中でロビンは亡くなってしまったし、ロビンという舞台も終わってしまった。しかしロビンはジョンやシャーウッドの森の仲間たちの中で生き続け、私達の中でも生き続けることになるだろう。

 

緑は本髙くんのメンバーカラーでもあるし、まあ積極的に緑を身に着けたいとは思ってないけれども(おい)これからも緑を絶やさぬように、ね。7 MEN 侍の緑を担う本髙克樹を、ずっとずっと応援できるように。

 

 

 

素敵な舞台に出会わせてくれてありがとう。本髙くんのおかげで、また世界が広がったよ。

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P.S. 長々と失礼!さすがに5000文字は超えなくてよかった。のえまるより少ないわ。はあーー、そろそろ矢花にも会わせてくれよな。ジャニ伝で会おうな、矢花。